top of page
検索


秦の始皇帝vs.日本の戦国時代~デジタル小口決済の彼我の差に思う(コラム#050)
中国では、既にアリペイなどのデジタル小口決済サービスが完全に定着しており、取引が圧倒的に効率的になっているが、似たような企画が乱立している日本でも、小口決済や取引全体の効率性を高めるメリットを享受すべく、そろそろ集約を図る時期に来ているのではないか。(ソーシャル・コモンズ代表 竹本治)

竹本 治
9月29日読了時間: 4分


賃上げか生産性向上か~物価上昇の中で経済の好循環を作るには(コラム#048)
経済財政白書によれば、景気回復は戦後3番目の長さになったとのことであるが、物価上昇に賃上げが追い付かず、実質賃金が低下していることから、国民にはそんな実感はない。経済の好循環を作っていくためには、生産性向上によって国全体の成長率を引き上げていくことももちろん重要であるが、今は、企業から労働者への分配をもっと積極的に進めるべき局面にある(ソーシャル・コモンズ代表 竹本治)。

竹本 治
7月30日読了時間: 4分


日本銀行の「機能(きのう)」「寄与」「明日(あした)」~25年間の政策対応の振り返りと、これから(コラム#042)
日銀はバブル経済崩壊以降の金融政策の効果や副作用などを検証した「多角的レビュー」を公表したが、ここ25年間の非伝統的な金融政策を振り返ると、経済に対してプラスの効果があったとは明確にいえなかったものであったし、今後の政策運営に対しても制約をもたらすものとなった。

竹本 治
1月31日読了時間: 8分


マイナス金利政策解除後の世界(コラム#032)
日銀は3月に「マイナス金利政策」を解除した。「脱デフレ(=低成長)は、日銀が主に担う仕事ではない」ということは、世間にようやく理解されてきたようであるが、仮にインフレが深刻化し、同時に低成長が続くこととなった際には、「中央銀行に何を期待すべきか」が正面から問われることになる。

竹本 治
2024年3月31日読了時間: 5分


私見:金融政策の出来ること、出来ないこと(コラム#016 )
日本経済の一番の問題は潜在成長率の低下である。日本銀行は、バブル崩壊後、ゼロ金利政策などの非伝統的な金融緩和策を一所懸命やってきたが、金融政策は、車でいえばブレーキにあたるもので、エンジンやアクセルではない。金融緩和だけで潜在成長率自体を引き上げることはできないことは、もっ...

竹本 治
2022年11月29日読了時間: 7分
BLOG
bottom of page