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給付付き税額控除~バラマキか、新たなセーフティーネットか(コラム#051)
「給付付き税額控除制度」については、今後与野党で議論が進むことになるが、(1)、真に支援が必要な層に的を絞った、きめ細やかな支援を実現できること、(2)簡易・迅速に実施できること、(3)経済状況等の変化に応じて、柔軟に条件等を変更できること等、ほかの所謂「バラマキ政策」――家計支援、「現金給付」的な施策――と比べて、導入のメリットは大きいと考えられる(ソーシャル・コモンズ代表 竹本治)。

竹本 治
10月31日読了時間: 8分


水道管の老朽化~日本社会課題の縮図(コラム#049)
水道管の老朽化が社会問題となっているが、関係者が必要な情報提供を怠り、住民も当事者意識をもってこなかったところに、抜本的な原因があるといえる。(ソーシャル・コモンズ代表 竹本治)

竹本 治
8月31日読了時間: 4分


公的年金制度について知っておきたいこと~「増改築を重ねた温泉旅館」の基本構造を理解しよう(コラム#047)
公的年金制度の改正がなされたが、複雑で分かりにくい年金制度の骨格が分かれば、政治家や官僚が何をしようとしているのか、正しく理解、あるいは批判ができるようになる。そうしていけば、長期的な観点に基づく的確な改革を後押しできるようになる。(ソーシャル・コモンズ代表 竹本治)

竹本 治
6月30日読了時間: 10分


教育格差の是正と就学支援金の評価(コラム#046)
自民党の調査会では、所謂「高校無償化」の就学支援金の対象から、超富裕層の子弟等を外すべきとの考えを表明したところであるが、春の3党合意にこだわらず、「教育を受ける機会を出来る限り公平なものとしていく」という基本目的に照らして、限られた財源をどのように使うのが妥当なのか、関係者で改めてきちんと議論してほしい(ソーシャル・コモンズ代表 竹本治)。

竹本 治
5月29日読了時間: 5分


市販薬に効能が似ている処方薬(「OTC類似薬」)を医療保険の対象から外すべきか~市民啓発の重要性(コラム#045)
医療保険制度を持続可能なものにするための対応の一つとして、市販薬に効能が似ている処方薬(「OTC類似薬」)を医療保険の対象から外すべきかどうかが俎上に上っているが、専門家は、技術的な観点からこれを検討するだけではなく、「一般市民が社会保険全体の課題をきちんと理解してはじめて、議論が建設的に進む」という点も十分認識しながら、議論を深めていってほしい。(ソーシャルコモンズ代表 竹本治)

竹本 治
4月30日読了時間: 12分


高額療養費制度見直しの迷走~社会保険制度の全体最適に向けた議論への第一歩となるか(コラム#044)
「高額療養費制度」の見直しが凍結されたのは国民の選択であるが、医療保険制度が立ちゆかなくなっている以上、自己負担を増やすなり、何らかの対応は今後とも検討していかざるを得ない。これをきっかけに、社会保険制度の全体最適に向けた議論が進むことを期待したい。(ソーシャル・コモンズ 竹本)

竹本 治
3月31日読了時間: 6分


誰の「手取り」を増やすのか~「年収の壁」への対処法(コラム#040)
「手取りを増やす」「年収の壁を打破する」といったキャッチフレーズは、とても分かりやすいものであった。しかし、その政策目的が、「持たざる人」を救うことであるのならば、「103万円の壁」を引き上げるのとは異なる政策対応をする方がはるかに望ましい。(ソーシャル・コモンズ代表・竹本治)

竹本 治
2024年11月30日読了時間: 4分
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